水曜日, 12月 09, 2009

Diagnosis to Spurs


BOS、DEN、UTAHとの三連戦はチームにとって試金石のゲームだった。5連勝で迎えたことは尚更、スパーズのチーム力をうかがう機会であった。結果は3連敗。内容は点差以上のスリリングなゲームだったが、負けは負けなのだ。今の力は、リーグではちょうど15位くらいだろう。
○Offensive Diagnosis
3ポイントシューターを並べてインからアウトにボールを回して得点すること。これがオフェンスのファーストオプションではないにしろ、パーカー、ダンカンというチームのトップスコアラーにつぐオプションだろうか。3ポイントシューターもボナー以下揃っている、リーグ有数と誇っても良い。インサイドで相手のデフェンスを収縮させてからボールを拡散して得点というパターンは、今季にはじまったことではない。ダンカンの存在とともに構築されたゲームメイクの典型の得点ユニットの典型である。ビッグマンのプレーするチームは大なり小なりこのプレーをするのだが、ダンカンがプレーするとリーグ最高のオフェンスの一つになる。当然、ダンカンに多くを負うことになる。過去4回に優勝時のインサイドプレイヤーは、提督ロビンスン、K.ウィリス、N.モハメド、ネステロビッチ、オベルトがTDと共にペイント内で奮闘。そのオベルトでもトーマスもチームを去り、マクダイスとラトリフを補充。年齢が高いことはあるが、昨シーズンよりもインサイドは強化され、ルーキーのブレアにNBAルールに対する戸惑いがあるとしても、見込みがついたのも大きい。悪かろうはずがないのだが。
ラトリフはともかくとして、ダイスはポストプレーヤーとしてよりも、よりアクティヴな動きでプレーする方が力を発揮するタイプであるし、サイズのあるプレイヤーとのマッチアップにはやや不利だろうが、もっとインサイドでボールをキープすべきだろう。ボナーにしてもデフェンスに難があることは今季も同じ。それでアウトサイドからのプレーに活路を見いだし、加えてリバウンドに進歩が見られ成功しかけている。そうであっても、インサイドでパワープレーをしなければならない。そうでないと、チーム構想であるティムのプレータイムを短くし、プレーオフに照準を合わせることなんぞ机上の空論になる。期待が持てるのはブレア。さらにNBAに馴染み、ケガもなければ、中心プレイヤーになる素質十分。走れるし、リバウンド力は確か。とにかく、こぼれたボールに絡むとことで相手のファストブレイクを止めるあたりも良い。が、サイズの関係でポストプレーは無理かもしれない。ダンカンが一人でインサイドで奮闘しても限界はあるから、もうひとり15分程度踏ん張る必要がある。このあたりが、苦戦の原因だろうか。ならば、ダンカンがベンチの時は、思いきってブレアをセンターにして、パーカー、ヒル、マヌ、メイスン、RJあたりを並べてスモールラインナップでオフェンススタイルを替えるのもどうだろう。
...スパーズのベンチメンバーの優秀さはリーグ有数のレベルというか最高クラスであるが。そうなれば、プレータイムの配分が難しい。S.カーやR.オーリーのようなクラッチタイムで得点できるプレイヤーが...フィンリー(2〜4週間はプレー不能)にそれを託するのだが...だが、若いプレイヤーにはコンスタントなプレータイムがないとリズムが出ないというのもだ。今季のメイスンがその好例。マヌはケガの後遺症が払拭できたのか不明だが、復帰後は生彩を欠いている、とてもとても心配デス。ワイドオープンで得点できないシーンも多いです。とりわけボーガンス。ボウエンはFT、ミドルレンジ、レイアップは不得手でしたが、スィートスポットのベースライン際からの3sには決定力があった。3ポイントシュートの威力は大ききからどのチームも強化しているが、インアウトのパスアウトでけではなく、ドライヴして収縮、拡散というヴァリエーションも必要ではないか。ペイント内でティミー一人頼みのオフェンスは危険デス。いずれにしても、メイスン、マヌにもっとプレータイムを与えないとリズムが出てこない。RJもこのところ、得点力が落ちてきた。本来ならば、伸びてくる時期であるが、どうもイケナイというほどでもない。思いきったドライブからのダンク、アウトサイドシュートも悪くないが、どこが悪いというとFTを除きないのだが、どうして、もっと得点が伸びないのか?彼自身が錆び付いているわけでは、決してないのだ
が。わからないから、チームケミストリが悪い、といって逃げてしまおう、ここは。
○Defensive Diagnosis
デフェンスは良くない。とはいえ、幾分上向きであるのも事実だが。TOの多さはどうだろう!と思ってチームスタッツを見て二度ビックリ。TO14.16はリーグ7位で、あのLALより少ないのだ!それが、目立つのはTOからの自滅点の多さと、決定的場面でのTOの多さからくるものなのだ。相手に許した平均得点97.5は10位だが、許したFG成功率42.7で13位と順が下がる。このあたりが問題なのだろう。デフェンスの強化なくして勝ち上がることは無理な話。ボウエンのように一人でシャットアウトする部分はなくなったが、ダンカンのブロックが最終デフェンスとして機能しているから、問題はヘルプディフェンスだろう。デフェンスはなによりチームで作るものだから。
...スパーズの意外なスタートに憤慨したファンには、早くもトレードの声が喧しい。曰く、スコアラーを探しているシカゴとマヌ、ボナーをJ.サーモンズとT.トーマスを云々...マヌを欲しがるチームはワンサかだろうが、マヌを手放すなどとは考えれない。そういう意味では、私は保守主義者である。まだこれからのシーズン。これがPO直前であれば、面白くないが。こうして勝ち上がってきたのもスパーズであったことを私たちは忘れてはいない。

金曜日, 12月 04, 2009

Snap winning streak at home

現在のチーム力を試される三連戦の初戦は、イーストの雄BOS.一度もリードできず、ホームで敗北だが、最後はスリラーナイト。
両チーム共に固いデフェンスで対抗したが、TOの差が最後で勝敗を分けた感じ。
スパーズは19、セルティックス12。そのうちスパーズは19点を失い、相手は8点を失ったことからも明白。デフェンシヴなゲームをしながらTOを繰り返しては、デフェンスの意味はない。それでも、後半はダンカンの連続得点とブレアが大暴れ(前半も勢い余って相手ゴールにテップインはご愛嬌)。4Qの最後でポスト下でマヌから鋭いパスを受けたフィンリーの3sは決まったが、右足がサイドラインを踏んで無効。これが決まっていれば、別の夜を迎えたかもしれぬが...
ピアースが不調であってもアレンとガーネットがいるこのチームは確かに侮れない。ロンドもこの夜は、パーカーを凌いだ。
それにしても、最後の勝負時にはマヌにプレータイムを与えるべきではなかったか。このゲームでは唯一の3sを決めていたから、メイスンよりも期待度があったとは思うが...
それにしても、相手が32のところを55リバウンド(オフェンスは20−2!)を奪い、固いデフェンスを破りペイント内得点も圧倒しながらの負けは全くもって不可解。
まだまだということか。アウトサイドシュートもインフルエンザのように伝染して沈黙するのも、今季の悪い癖。それででも、ブレア、ヒルが逞しさを増してきたことは朗報ではあるが、次のデンヴァー戦もこうだと困るデス。
プレイヤーオブザマッチ KG 敢闘賞 D.ブレア

火曜日, 12月 01, 2009

Duncan Named Player Of The Week

ダンカンがウエストのプレイヤーオブザウィークに選出された。
5連勝中の4ゲームで最後のシクサーズ戦のリバウンドが6個であった他はすべて20点、10リバウンドを残した。15ゲーム中2ゲームは欠場したが、年齢的な衰えは感じる方はおられるか?ピック&ロールやボックアウトなどスタッツには表れないところで、キッチリと仕事をしているあたりはビックファンダメンタルの名に恥じない。抜かれても最後はブロックで防ぐ....相手には、厄介だろう。A+
パーカー:ケガで思うような動きができなかったようだが、ここに来てドライヴに切れが戻った。アシストと3ポイントシュートが伸びないが、アシストはこれからだろう。ヒル、マヌまたはメイスン、RJをラインナップしたスモールボールは、スパーズの新たなウエポンになる可能性がある。B+
ヒル:もともとSGだけあり得点力がある。パッサーとしてはまだまだだろうが、思い切りの良いシュートが身上。手癖もチーム一悪い。POのような場面で、TOを減らせるか... B
メイスン:スターターからベンチスタートへ。前半はシュートタッチが狂っていたが、終盤にはすっかりタッチが戻った。PGも可能な使い勝手の良いプレイヤーだから、ヒルがダメな時は代役も。魅力はクラッチ性の高い3ポイントシュート。だが、マヌの復帰と変わるようにケガでサイドラインへ。ケガの詳報はないが、多分シリアスじゃないはず。B
マヌ:ケガからは完全に解放と思わせるシャープなプレーを見せてくれたが、終盤にまたしてもケガ。幸いにも1週間で復帰した。ケガさえなければ、いまだにプレミアタイムである。マヌなくしてリングなし。B+
ボーガンス:スターターに定着しかけた。ボウエンの役割を演じている。相手のスコアラーを執拗に追い回す動きはボウエンを彷彿とさせるが、3ポイントシュートの正確性もデフェンスもボウエンに及ばない。ワイドオープンでのショットの成功率を上げなくてはならない。ダンカンがいる限り、ワイドオープン荷なる可能性が高いからだ。しかし、運動力があり、ミドルレンジのショットはボウエンにないから、これから一皮むけるか。注目の人。B+
RJ:ネッツやバックスほどシュート数が多くはならないだろうが、運動能力とアウトサイドシュート力は期待通り。コートを駆け抜けダンクでフィニッシュするアスリートでもあるし、一人で局面打開する得点力を持ち合わせる。デフェンスも及第点だが、まだ不完全燃焼だろうネ、本人は。FTが良くないのは?だがどうして。B+
フィンリー:スターターを譲ったが、随所で精度の高い3ポイントシュート力は健在というよりますます磨きが。AIのように、グズグズ言わないのも良い。リーダーシップも評価したい。B
ダイス:ダンカンとペイント内の番人。年齢を感じさせない動きも良いし、デフェンスオンリーではなくて、ミドルレンジでの正確なショットが確実なところが魅力。B+
ラトリフ:ほとんどプレータイムがないが、一時はスターターも。ワンポイントでのデフェンス要員だろうが、評価はこれから。C
ボナー:スターターで相手の第1ユニットのビックマンと対峙するよりも、ベンチスタートでよりマイルドなビックマン相手で、アウトサイドシュートで流れを変える方はチームには合うようだ。とはいえ、このところリバウンドも安定してきたのも良いデス。B+
ブレア:期待のルーキーは期待以上のプレーで答えた。シクサーズ戦は最高のプレーだったろう。ダンカンもビッククリ!201センチのサイズであるが、パワフルでオフェンスリバウンドに絡む。脚力を生かして、常に追走してフォローする。ダンカン、ブレア、RJ、マヌ、パーカーのスモールラインナップは面白そうだ。もっとプレータイムが増えれば、スタッツも伸びるだろう。心配されたケガの再発はないようだ。頼もしいルーキー!面構えも良い。B+

月曜日, 11月 30, 2009

Won 5th straight!

マヌが復帰。13分プレーして、8pts、2reb、2ast。万全とはいかないのだろうが、それでも、マヌがローテーションに入ると、オフェンスにはさまざまなヴァリエーションが。
いま、AIの加入?で話題のシクサーズだが、戦績はパッとしないが、結構食い下がったといえるだろう。
スパーズは、ボナー、ブレアらベンチプレイヤーが大奮起。そこに要所でフィンとマヌの楔が入って負ける感じはしなかった。
スパーズは主たるスタッツのカテゴリ優位だったが、点差以上に接戦だったのは、この夜もTOで18個犯した。この程度の相手で、ホームであれば勝てるだろうが、来月上旬はセルティックス、ナゲッツ、ジャズと相見えるから、苦戦することだろう。それでも、この夜のようにベンチメンバーでも得点力が落ちず、多彩なスタイルでゲームメイクできることを見せてくれたこと、復調の兆しと取ってよかろうネ。
プレイヤーオヴザゲーム T.ダンカン、殊勲賞 D.ブレア、敢闘賞 A.イグドーラ

土曜日, 11月 28, 2009

Spurs first win on the road!

スパーズにとっては悲喜こもごもの夜?
先ずは、目出たいところで、遂に5ゲームにしてアゥエーで勝利。それも、デフェンシヴでフィジカルな強さが加わってきた。アウトサイドシュートがダメでも、焦らずインサイドでじっくり攻めたことが奏功した。前半はインサイドで大暴れのスコラは、3Q以降はファウルトラブルでプレー短縮(でも、4Qプレーなしは解せない)。そうなれば、寸足らずのCヘイズやフィジカルさを欠くアンダーセンでは、TDやダイスがインサイドを支配。それでも、後半点差が詰まったのはオフェンスリバウンドとTO。
蘇ったメイスンは、この夜チーム唯一の3を2本沈めて好調だったが、左の腱を痛めてサイドライン。マヌが30日のシクサーズ戦(まさか、AIがプレーしないだろうが)復活という矢先の交代は痛いネ。双方でかなりデフェンシヴがゲームなので、7点差以上は安全圏と思ったが、最終盤は詰め寄られたが、余裕があったのもやはりデフェンスだろう。
ロケッツはTマックがプレーをしなくなってから、良いチームになった。ブルックス、バレンジャー、ランドリー、ラウリーと若くて切れの良いプレイヤーを抱えている。これで、ヤオがいれば、とはヒューストンのファンの願いだろう。アーテストとアリーザを交換したことも結果的にはよいことになりそうだ。
プレイヤーオブザゲームにしてベストディフェンダー:ダンカン。敢闘賞:スコラ。
嗚呼、マヌが復帰する月曜が待ちどうしい!

金曜日, 11月 27, 2009

Final Decision?

AIが引退らしい。
グリズリーズで僅かに3ゲームプレーしただけで、懸念されたように、早くも起用法をめぐって齟齬が生じたあげくに退団。ところが、どのチームからのオファーもない。見苦しいザマを晒すよりは、いっそ自分からサヨナラのほうが、面子が立つと考えたのかと邪推もしたくもなるAIの態度である。
歴代の名手も、最後はリングを目指して、大胆な移籍を敢行する例もある。キャリアには文句のつけようのないAIだが、尊敬はとてもじゃないができない。いつまでも、ガキなのだ、この男は。地球は自分を中心に回っていると信じているタイプであろう。人には、年相応の態度があるように、プレイヤーにもヴェテランはそれらしいプレーで答えなければならぬ。いつまでも、スターターとプレータイムに固執しては、美しい年の取り方どころではない。だれが、このようなプレイヤーを獲得するものか。
ところで、一方ではAIは今でもベストの状態で、プレーOKらしい。未練があるのだろう。シーズンが深まり、POの順位がちらつく頃には、触手を伸ばすチームも、あるいはあるかもしれぬ。が、その代償は大きいことを覚悟すべきだ。
有り体に言えば、リーグの名物男の一人がコートを去るのは惜しいが、身から出たことだから、甘んじて受けるべきだろう。ただ、敬愛する若者も多いのだから、不良には並んで欲しいネ。

木曜日, 11月 26, 2009

Tony, Roger sparks past GOL.


故障上がりのトニーと幾分錆び付き加減のロジャーが恢復して、昨日マヴスをアゥエーで破った戦士を撃退。
ウォリアーズはネリー御大とビエドリシュ、ベル、トリアフら主力がサイドラインで大幅な戦力ダウンにも関わらず、前半は大善戦。エリスには点をやりすぎたが、一人に偏っては勝てない。GOLとしては、昨日のマヴス戦についで連勝と意気込んだが、チームとして知的にマヴスに優るスパーズは、マヴスのようなわけには行かないことを肌身に沁みたはずだ、GOLは。
相手がラン&ガンなのはさておき、スパーズもあえてハーフコートオフェンスに拘らず、スモールボールで対抗して、後半にケリをつけた。
ダイスが元気。もともと年齢を感じさせないプレーが持ち味だが、チームになじみそれが効果的。ロジャーもクリスマスが近づくせいか、ようやくエンジン全開か。この日のショットは落ちない感じ。トニーは今季最高のプレーだったろう。インサイドへのドライブに切れが戻った。バックアップのヒルも、ゲームの度に成長してきた感じ。RJは、ボールを持てば、一人で局面打破ができる、マヌと同じでヨロシイ。そうなれば、後はティミーに任せれば、価値のパターンが出来つつある。遠目には、在りし日のボウエンを彷彿とさせる、ボーガンスのデフェンスも安定感が出てきた。いまの、スターターがベストか。ボナーはベンチスタートの方がシュートが生きるようだ。
ボールを回すには、プレイヤーが場を作らねばならないが、ポップが口を酸っぱくして言い続けてきた、それがようやく浸透しつつある感じ。調子が上向きかは、試金石は、次のHOU戦。今季、未だにアゥエーで勝てない状況の突破となるか...内弁慶もこの辺で納めないと、厳しいことも事実デス。喜ぶのはマダマダ。