金曜日, 6月 29, 2007

International Flavor


ドラフトが行われ、スパーズは1巡目28位の指名権を行使して、ブラジル出身でスペインリーグでプレーするT.スプリッターを指名。2巡目33位でアリゾナ大2年生のM.ウィリアムスを指名した。
22才のスプリッターはスペインリーグですでに7年のキャリアがある。所属チームは、あのL.スコラのいるTau ceramica。若くサイズがあり、ポスト下でのプレーにが得意らしい。ただし、スペインリーグとのNBAの契約の関係で、来季プレーすることはできない。
2巡目のM.ウィリアムスはスコアラータイプのSFのプレイヤー。アスリートタイプのプレイヤーでチームには待望だが、すぐに戦力になるかは難しかろうネ。ともかく、リーグのトレードにかかわる取り決めは複雑。トレードといえば、ORLのかつてのエースG.ヒルもチームが狙っているらしい。今季、引退も臭わせたが、本人のためにもファンのためにもまだ現役を続けて欲しい。00年にダンカンがORLへ行く、という時期にヒルをチームにトレードするハナシもあったそうだ。ヒルの代理人は、ダンカン、ボウエンとおなじ人物。ヒルの個人的なシューティングコーチがC.イングランドという結びつきが濃いが、本人は6年間プレーした古巣のDETとPHXに興味がある様子。優勝の可能性のあるチームに移りたいらしいが。チームはCHIのA.ノシオニとGOLのM.ピートルスに興味がある。ノシオニはチームが離さない様子だし、ピートルスは引き手あまたで、最終的にどこに落ち着くかは健闘もつかない。チームには500万ドルのサラリーキャップの余裕があるが、オベルト、JVとボナーとの再契約に至れば贅沢税の関係で厳しくなる様子。しかも、あのスコラに僅かでも希望を繋いでいるのでオベルトとの再契約は、かなり縺れるかもしれない。情よりも実利の社会でありリーグであるので、われわれ儒教の残滓がかすかに残るコクミンには理解し得ないところもあるが、ゲゼルシャフトであることはプレイヤーも先刻承知済み。ともかく、連破でリーグに冠たるDynastyを確立するには、若くてアスリートタイプのプレイヤーをいち早く獲得することが急務!来季は、待ったなしデス!掲載した写真の方と内容は、全く関係アリマセン。念のため。

水曜日, 6月 27, 2007

Finley,Oberto will Stay


シーズンが終われば、次のシーズンに向けてのドラフト、FAのプレイヤーをめぐる獲得競争が本格化する。
リーグのFAをめぐる交渉の複雑さは、私のアタマの程度を超えている。端的に云えば、サッパリわからない!とは云え、日本のプロ野球のように未だに巨人(これも嫌な呼び名だが)に有利に仕組まれたシステムとは無縁で、強力なプレイヤーが分散し、拮抗した力のチームが各地に割拠するようにできている。それが全米の4大プロスポーツとしての位置を安泰にもしているのだろう。
さて、レギュラーシーズンの終盤に古巣ダラスのM.キューバンから、ヘンな復帰コールを受けたフィンリーは、エージェントを通して来季もサンアントニオでプレー続行を宣言。オベルトも制限付きFAを宣言したが、チームへ残留を希望していると云う。チームもふたりの意向に添って契約するだろうが、オベルトについては、今後のドラフトの結果次第では微妙な部分もあるかもしれない、とは私の妄想。というのはチームが確か3年越しの交渉権があったアルゼンチンのF/CのプレイヤーL.スコラのことが気に掛かるから。スコラのプレイヤーとしての能力は、昨年夏の世界選手権で目の当たりにしたが、Big Manmが不足のリーグにあっては、スパーズならずとも喉から手が出るくらい欲しい逸材。27才の若さも魅力だし、ミドルレンジからのシュート力とポスト下でのフィジカルな強さとリバウンド力、走力どれをとっても一級品!チームが三顧の礼をもって迎えたにも拘らずも入団しなかったのはナゼ?オベルトには失礼だが、スコラの拒絶で一昨年にオベルトが入団したいきさつもあった...スパーズには交渉権は昨年で消失したから、スコラ獲得についての何のアドヴァンテージはないが、これまでの経緯からして、他の29チームがドラフトの早い順で指名して入団拒否というリスクを犯すことを懸念するだろうし...難しい選択ではある。アルゼンチンプレイヤーが3人というのも、どういうものなのか。その辺りは分からない。スコラが来ればオベルトが出る?そもそもチームがスコラに関心があるのかも全く情報がないわけではないが、スパーズのドラフト候補リストにはまだスコラの名が掲載されていたが...追加 やはりスコラはスパーズに来ない?blogを渉猟していたら、スコラに関するニュースがありました。スコラ自身はNBAでプレーすることに関心があるようだが、スペインリーグでのサラリーとNBAでのサラリーの差とアメリカでの税金の多さから見てリーグでのプレーは釣り合わない、といことらしい...スパーズにしてもサラリーキャップを空けておくことは、やがてFAを迎えるBig3のためにも必要だし、痛し痒しというとろか。そう上手く行かんデス。でも、とにかくシーズンが始まるまではワカラナイ世界だから。

金曜日, 6月 22, 2007

Spurs End Title Run As NBA"Bland Boys"


リング奪還から一週間、私にも各方面から祝福の言葉があった。我がことのように嬉しい。とくにS.B.Sの諸賢には、チームオーナーT.ホルトに代わりお礼申し上げる次第。
新シーズン開幕迄のつなぎは、例によってシーズンのビデオを再見と相成る。やはりカンファレンスセミのVSサンズがヤマだった!続いてVSジャズ。ファイナルは負ける感じが微塵も感じなかった。言い換えれば、あまり面白くはなかった。プレイヤーには辛いが、#7まで縺れるゲームが面白い。今年はスパーズのプレーオフのほとんどのゲームがon airされたので、年間約40ゲームのスパーズのバスケットが堪能できた。これ以上を望むならサンアントニオへの移住の他はない。これでジノブリのスタッツに表れない、ほんとうの凄さも改めて確認することができた。個々のプレイヤーが基本的な技術に忠実で、高度にマスターしている上で、様々な攻守を展開するスパーズのプレースタイルは、プレーオフで全開した。ダンカンを軸にしたインサイドからインにアウトに多彩なプレイヤー達の自在なオフェンスの見事なことといったら!
それでもスパーズのプレーは退屈なのか?スパーズはNBAを退屈なリーグに貶めたのか?よく考える必要がある。
一般的にスパーズがファイナルに出るなというのがメディア本音だろう。なぜ?スパーズは型にはまって面白み皆無!アスリート能力に秀でたプレイヤーが皆無!つまりFlashy(ド派手な)プレイヤーがスパーズには不在。華のあるプレイヤーが不在、ということらしい。強いが面白みに欠ける。その象徴的なプレイヤーがダンカン。ファイナルの視聴率は調査以来最低の6.2%!でもキャヴスにはレブロンというリーグ屈指の人気プレイヤーが存在したにも拘らずこのデータだったことも一考する余地がある。スパーズのゲームが退屈なのではなく、ファイナルとしてはのっけから力の差が歴然として勝敗に対する興味が初めから消失していた、ということが真実に近いのではないだろうか。
キャヴスの中心は、ポポヴィツチのAir Force時代の恩師H.イーガンと M.ブラウンとGMのD.フェリーの元スパーズ。長年スパーズのアシスタントコーチを務めチームと苦楽を共にしたP.J.カリーシモは来季シアトルのコーチ就任が確定的。ということは、リーグのどこのチームも勝つためのチーム作りを目標に、スパーズでコーチングしたスタッフを引き抜こうと躍起だということだ、ということ。リーグは観衆が喜ぶような面白いゲームに仕向けるようないわゆるNBAルールをはじめとして様々な創意を凝らしている。実際に現地でNBAを見ることは、上質なエンタティメントを見たような満足感がある。とはいえ、ここ数年国際試合でUS代表が南米、欧州勢に勝てないことは、バスケットのホームランドたるアメリカに深刻な屈辱感を植え付けてきたことも厳然とした事実、と受け止めるべきではないか。ド派手なプレーは女子供には受けるが、しまいにはサーカス的な方向に飛んで行きそうな危うさも...プロは勝たねばならないのだ!それをスパーズは見事なプレーで示してくれた!

金曜日, 6月 15, 2007

Happy Ending!


83−82でキャヴスをスィープ。スパーズ絶対主義の私にしても、ここまでは古い流行語に拠れば、想定外だった。スパーズがホームコートアドヴァンテージ無くして勝ち上がった最初の勝利であり、私もホームのAt&tセンターでの祝賀を見込んだがキャヴスは持ちこたえられなかった...
NHKの実況で観戦したが、相変わらず判官贔屓でキャヴスを持ち上げるも、前のゲーム以上に差が開く展開が皮肉だったネ。これでスパーズがファイナルスィープは8チーム目にして、5回の優勝はセルティツク、レイカーズ、ブルズに次いだ。スパーズ王朝Dynastay!を確率した。
スタティツクスからは、キャヴスはLJからの展開以外に展望が無いのに、スパーズはダンカンが抑えられてもパーカー、マニュがイキイキ。オプションの豊富さで圧倒した感じ。クリーヴランドの観衆は終始立ちっぱなしのファンも、日活ロマンポルノじゃあるまいし...気もしはわかるヨ。
ホームがクリーヴランドに移動して接戦続きだが、誰の目にもスパーズが点差以上に安定感があったことは認めざるを得ないだろうネ。だいたい、LJからのオフェンスが単調に過ぎる。オフェンスのオプションが決定的に少ないこととアウトサイドシューターの貧困さが致命的。昨シーズンヒートは2連敗からリングを奪取したが、ウエイドを賞賛するがインサイドに衰えが出始めたといえシャックという稀代の怪物が存在してのこと。キャヴスにはそれが無かった。
ゲームは4Qで縺れたが、#3でサッパリのマニュが奮起して勝利。点差以上に危なげなし、とは誰しもが思うところだろう。マニュは、典型的なラテンのプレイヤーでUpDownが激しいが、クラッチタイムでの強さは折り紙付きで、4Qに13点を奪い27PTSはゲームハイ!
トニーのフィンセE.ロンゴリア嬢は度々フォーカスされるが、この晩は、珍しくもダンカン夫人もチラと見えました。乳飲み子の娘さんを抱えて!
ファイナルMVPはトニーへ。ドライヴの切り込みは、冴え冴えとしていたし、外角シュートを改善して、当然の結果だった。ダンカンもシットすること微塵も無く!祝福!トニーがチームはフィンリーにリングを!でチームが戦ってきた、との言葉はウレシイ!!いつもは寡黙なフィンもこの日ばかりは歓喜のパフォーマンスを披露した。スパーズはほんとうに良いチームだとね。そういえば、シャックがスパーズをWNBAと揶揄したことがあったっけ。ヤワだ、ということなんだろうが、スパーズは良い人の集まりであることも事実。ライヴァルマヴスから電撃移籍して2年目で初のリング獲得、コチらもウレシイ!
このBlogは、ダンカンが引退するまで続けます!シーズンまであと、否もう4ヶ月。ウカウカしておれん。マスコミには"The Spurs Dynasty"の見出しが躍っているが、連覇しないまでは認めない、との論評も。来季のモチヴェーションは大いにある。

木曜日, 6月 14, 2007

One More Win!



75−73で3連勝!あとひとつでリングが...
キャヴスはホームで大歓声に押されて、このシリーズでは一番のゲームをした。4Qは逆転のチャンスが何度かあったが、アウトサイドショットがことごとく外れて自滅。スパーズはBig 3がこの晩ややSlowなのをボウエン、バリーらの要所で3sを沈め、外角シューターの差がくっきり。スパーズはプレイヤーの厚みを見せつけた。キャヴスはヘルプディフェンスを強化してダンカンを苦しめ、1Qの終わり頃に2ファウルを取ってベンチへ送ったが、2QではLJも3ファウル、直後ダンカンも3つ目のファウルでおつきあい。LJの存在が大き過ぎるキャヴスには分が悪い結果に。ヒューズに代わるPGのギヴスンはショットは1−10とサッパリだったが、パーカーのやり放題をややSlowにしたこととリバウンドに勝り、接戦に持ち込めた。注目のLJは25PTE、8REB、7ASTと万能振りを発揮したがFGは9−23と三たび40%以下に抑えられては、勝ち目がなかった。NHKの実況ではキャヴスがダンゼンリードに聞こえるが、前半を終えてスパーズが40−38とリード。ヘンな実況もあるもんだ。だから、今日はキャヴスのサイドで放映する、と宣言したおうが明快じゃない?
それはともかく、やはりこのファイナル格の違いが目立つ。東西の力の差といえばそれまでだが。DET戦は勢で勝ち逃げできたが、より老獪なスパーズには歯が立たない。たぶん、明日で決まるだろう。で、話題はもう誰がファイナルMVP?ダンカンの指定席だが、今回はパーカーがここにペネトレイトして割り込んできた。それにボウエンということも。パーカーはシリーズのチーム得点トップ。それ以上にスピードに乗ったドライヴにミドルショットに冴えを見せ、切り込み隊長(古い?)でチームをリードするプレーは見事。ダンカンは得点こそパーカーに先を越されているが、シリーズを通じてあらゆるカテゴリに安定したプレー振り。残りのゲームでどちらが印象に残るプレーで勝利に貢献できるかが焦点だろう。今は、まったくのイーヴンのような気がする。ウレシイ話題をもうひとつオーリーが来季も現役継続だとサ。フィンリーの契約延長とのウワサ。まぁ、明日はあんまり呑まんで最期と思いシミジミ観戦と行こう!

火曜日, 6月 12, 2007

Spurs Big3 Blow Out Cavs!


#2も103−92で快勝!
キャヴスの側からゲームを見れば、何ともやりようがないゲームだった。早くもスィープの文字もチラつくし、スパーズがこのPOゲームをした相手では、一番ワーストチームとの見出しも...キャヴスにすれば、アウエーということもあろうが、ベンチが萎縮してしまっている。それに比べるとスパーズは、ベンチに団結力と気合いが満ちあふれている...とはいえ、パーカーも云うように二年前のファイナル対デトロイト戦でも二連勝の後2ゲーム連続大差で負けた経験を忘れていない。勝って兜の緒を締めよ、ということか。クリーヴランドに戻ればキャヴスも息を吹き返す可能性がある。が、安定感があるスパーズのディフェンスを崩して勝つには容易ではないだろう。3Qには29点差をつけたが4Qキャヴスの反攻を許すも余裕を残しての勝利だったね。
確かにジノブリが6thマンでコートに出れば、それまでのスパーズのオーセンティツクなオフェンスーパーカーのドライヴとダンカンのポストプレーで内に収縮して、アウトからショットを狙うーに独特のペネトレーションからオフェンスに変化をつけるので、相手にとってはやりにくいんだろう。それにマニュは相手にすれば狡猾な狼のようなプレイヤーで、執拗にボールにアタックする。スタッツに表れないマニュのプレーがPOとファイナルを通じてよくわかる。それに驚くようなクラッチシューター振りも見せてくれる。パーカー、マニュとダンカンで78点を取ったが、LJも24点を取るも1Qで2ファウルでスパーズのスタートダッシュを許した罪?は重い。グッデンは健闘しているが、どうしとことかこの男は!イルガスカスはサッパリではダンカンにインサイドを支配されっぱなし。D.ギブスンは調子がよいが、それ以上望むのは無理だわ。こうして消去法でゆくとやはりLJしかいないのがキャヴス。ビック3だけじゃない。オーリー(ディフェンス!こんなに大差ではクラッチ振りも拝めんか)、バリー、フィンリーとボウエンと平均35才のロートル組がヴェテランらしいプレーで脇を固めれば、もう負けはない。ポップが云っていたが、メディアは負ければロートル、勝てばヴェテランということだろうが、キャヴスにはないヴェテランの味を遺憾なく発揮している。あと2ゲームで終わりは寂しいのでクリーヴランドで二つ負けてホームで4度目のリングと行きたい。
ただ、この晩のNHKはコロコロ実況、解説であまり感心しません。いっそのことキャヴスのサイドから放映したらどうかね。でも公平さがNKHの身上だから無理だろうがネ。

日曜日, 6月 10, 2007

The Spurs Connection


今日は雨の日曜日。
さて、明日は#2。ベストオブセヴンではすべてのゲームが重要だが、ファイナルはゲームフォーメーションが2−3−2で行われるところに妙味がある。それまでは、2−2−1−1−1とは微妙に違うところが面白い。
#2もLJとスパーズのディフェンス勝負になるだろう。LJがSG的なプレーを仕掛けてきても、あのコービのように80点でも取れば別だが、他のプレイヤーが点を取れなくてはダメ。
キャヴスはPOを通じてかなりデフェンシヴなプレーをしてきたが、それはM.ブラウン以下のコーチングによるのだろう。ブラウンはスパーズで確か4年間アシスタントを勤めていたし、そのディフェンスに関する知識は、ポップも一目を置いていたようだ。もう一人キャヴスのアシスタントH.イーガンもスパーズのアシスタントだったが、ブラウンと共にクリーヴランドへ。イーガンはロマンスグレーの見るからに物静か。喧しい片山虎之助サンとは違う紳士だが、なんとエアフォースではポップをコーチした人でもあるそうだ。GMのD.フェリーはスパーズ在籍3年のスリーポイントシューターだったことは記憶に新しい。ディフェンシヴなチームメーキングはスパーズというかエアフォースゆずりなのかもしれない。が、ポップとしては師弟関係にあるブラウンに負けるわけにはいかない。師弟関係というとG.馬場サンと故J.鶴田を思い出すが、こんな時に思い出す必要はない。ブラウンにすれば#1は師匠にしてやられた感が強いはず。とはいえ、ポップとてダンカン以下のプレイヤーが揃ってはじめて為し得るところでもある。キャヴスにはやはりヴェテランの存在が必要だし、それが致命的となる気がする。円熟のプレイヤーをズラリ揃えた(揃えすぎた)スパーズは、メンタルな面での余裕が感じられるのは贔屓の引き倒しではないだろう。ともかく、スパーズのゲームをトコトン見られる至福の時を大事にしたい。

金曜日, 6月 08, 2007

Catch Us If You Can!



長く休み過ぎたことが唯一の危惧だったが、開始早々フィンリーのジャンパーが懸念を払拭し、3Qの勝負ところにマニュ、パーカーのバックコートプレイヤーが活躍して勝負を決めた。LJはアンストッパブルだとの大方の予想をボウエンとチームのヘルプディフェンスで14点に封殺した完璧のディフェンスは賞賛に値する。
ダンカンもいつもはアッサリとレイアップするところもダンクで決めてチームの士気を鼓舞して、エースの貫禄を示した。ダンカンは24PTS、13REBでこの日もダブルダブルで今季のPO通算13回目。とくにブロックの冴えは相手にとっては厄介至極。彼は史上最高のPFとの評価をこのシリーズで確実にするだろう。マローンを知り抜くユタのJ.スローンがそういうのだからホントだろう。
スパーズがあらゆる局面でキャヴスを凌駕し、あらゆるスタッツで勝ったが、LJにとっては酷いファイナルデビューになってしまった。自分のプレーがslowになると、そのままリーダーシップも萎えてしまうことも、いかにも若い。メディアは少し持ち上げ過ぎだというのは相手だから云うのじゃない。ヒューズは足裏の筋膜炎(昨シーズン中ダンカンも悩まされた。強い痛みがあるらしい)のためか精彩なし。イルガスカスは何故か知らんがslow。イルガスカスはともかく、ヒューズはギブソンにスターターを譲る可能性があるように思う。でも、ギブソンでもパーカーのスピードにはついて行けないだろう。それほどこの晩のトニーのプレーは、LJに代わりアンストッパブルだった。マニュは得点こそソコソコだったが、勝負所での3sを決めるなど要所でのプレーに冴えを見せた。ギブソンの股の間を抜いてショットを決めるようなサーカスプレーもファイナルで見せるとは、驚き。いささか精彩を欠いたオベルトに代わりエルソンが持ち前の走力を遺憾なく発揮。とはいうもののダンカンも警戒するようにLJは必ず巻き返しに出るはずで油断は禁物だが、キャヴスには攻め手があるようには、どうにも考えられない。あるとすれば、クリーヴランドでの観衆の大声援か。

火曜日, 6月 05, 2007

Breaking down the NBA Finals matchups



ファイナルを3日後に控え現地のマスメディアは一斉に予想を掲載し始めた。その前に、以前にも書いたけれど、スパーズのプレーは退屈だ、との評判でTV局もスパーズでは視聴率がとれないという邪悪な気持ちがある。相手が同じようなデフェンスヴなDETでは尚更だったろうが、レブロン率いるCLEという清新なマッチアップになったことで、先ずは一安心という感じがするネ。
どのネットを読んでもキャヴスがリングを手にするという絵空事を真面目に書く人はいないようだ。あの、B,ウォルトンが何と言っているか知らない。メディアもあまり予想が見当ハズレなので見放したんだろう。
さて、米スポーツイラステッドのM.カーンがかなり詳しい分析を載せたので要約してみた。
先ずはGから
パーカーは今やリーグ最高のPGの一人として、自信に満ちたプレーをしている。ジャンパーの正確さ、リングに向かってのドライブの早さは群を抜いている。キャブスは止めることはできないだろう。バックアップのJVはシュートに見るべきものがないが、ボールハンドリングの巧さとクイックネスでPOでの、チームのサプライズのひとつだ。キャヴスはL.ヒューズがカンファレンスファイナルで足の裏の筋膜炎を起こしてベストではないが、今がピークにあるプレイヤーであり、フロアリーダーとしての貴重なプレイヤーでもある。D.ギブソンはルーキーながら、ここ3ゲームでは22PTSとチームをリード。FTはなんと30−33!というのも凄い。E.スノーはチーム唯一のファイナル経験者だが、パーカーをガードするには余りに荷が重過ぎる。このポジションはスパーズ。
SG フィンリー、ジノブリのサイズがあって多彩なスパーズ。フィンリーは最初のファイナルであるが、マニュは大舞台を何度も経験してきた強者。出来不出来が玉にキズだが、ジャズ戦で安定感を完全に取り戻したようだ。クラッチタイムに強いことも特筆すべき。05のファイナルMVPはマニュだった(蒸し返すな)。フィンは3sの正確さが際立っている。バリーは多彩なスキルを持つアウトサイドシューター。one on oneに弱さはあるが。キャヴスのs.パヴロヴィッチとヒューズはサイズがある。サーシャ(名前からして、完全にロシア人と思いきやセルビアの人。スラヴには変わりないが)は長い腕と手癖の悪さ(意訳)を持ち合わせる。シューターのように考えられているが、実はそれほどでもない。このポジションはサーシャとヒューズが交代でプレーすることになるだろう。で、ここもスパーズ。
SF ボウエンは、そのキワドいプレーで批判もあるが、リーグNo1のペリメーターデフェンダーであることは誰もが認めるところだし、並外れた3ポイントシューターでもある。スパーズはこのスィングマンのポジションにフィン、マニュそしてオーリーまで使ってスペースを作り出しアウトサイドシュートを狙ってくるだろう。キャヴスのLJについてのコメントは賛辞一色なので割愛します。このポジションはLJのキャヴス。
PF ダンカンの独壇場。Cでのプレータイムも長いがダンカンはPFである。なぜなら彼はあのサイズで16種のシュートスキルを持ち、ボールハンドリング、パスアウトが巧みなことでPFのポジションに固執する。One On Oneのデフェンスはリーグトップ。さて、キャヴスのD.グッテンはTDに僅かに1インチ小さいだけだが、かなり小さく見えるし、そのプレーはさらに差が大きい。800万ドルの高額に見合ったプレーをしていない。ヴァレージョとグッデンはシリーズを通して、ダンカン相手にFTの危機に直面するだろう。スパーズ断然有利。
C オベルトはカンファレンスファイナルで本領発揮した。リーグ2年目だが、欧州では8年の経験とアルゼンチン代表としての経験は豊か。ポスト下でリバウンドに絡む力は瞠目に値する。エルソンはよいショットブロッカーである。221センチのイルガスカスは柔らかなシュートタッチを持つ。フックシュートに新境地を拓きサイズの割に軽快な動きも身上とする。ヴァレージョはエネルギッシュなプレーでチームに活力を与えるが、Fの多さが欠点だ。僅かにキャヴス。
総合 スパーズの6ゲーム(つまり4−2でスパーズということ)。スパーズはLJをボウエンをつけ、チームデフェンスで向かってくるだろうが、LJを止めることは出来ないだろう。が、スパーズは経験豊な試合巧者であり、4度目のリングを獲得するだろう。
ESPNの4人のアナリストもすべてスパーズ。サンズのGMに決まったS.カーも4−2でスパーズ。そうなるだろう。ファイナルのゲームは、スパーズが2−3−2でゲームする。この配分は微妙である。キャヴスが勝つとすれば初戦はチャンスがあるだろう。ゲームから遠ざかったスパーズはSlowなスタートを切るかもしれず、そこにキャヴスがつけ込む隙があるかもしれないが、所詮間隙をぬう程度だろう。LJが神様にはなれない。近代の神はだいたい唯一神(MJ)だから。大方の支持はレブロンのキャブスに集まるだろう。やはり、ホームで優勝の時を迎えたいので、○●○○○○で決まりというのはどうだろう。出来過ぎ?スカパーとNHKでファイナルはリアルタイムで放映するが、解説者によって選ぶという愉しみもある。奥野サンはスカパーには出ないので,チト物足りないが...

土曜日, 6月 02, 2007

Spurs To Rest Up


カンファレンス優勝後二日の休日を取ったスパーズ。昨日は2OTに縺れるイースタンをどう見ただろうか。待つ立場にもそれなりの悩みはあるようだ。オーリー「フェニックスであんなことになってガッカリさ。フェニックスに夏用の住まいを持とうと思ってたんだが...どちらが勝つかって...それはDeland!(DetroitとClevlandの造語)」とジョークを飛ばすが、ファイナルとなれば「休みが長いってのも善し悪しだよ」マニュ「待つのはつらしネ。もっともシリーズに4−1で勝っとことはすばらしいことなんだけど」
99年に初優勝したときはニックスを待つこと実に9日。05年はピストンズをやはり7日間待ったことのあるスパーズは、最初の2ゲームを連勝している。再びオーリー(なんせファイナル請負人だからね。カンファレンスファイナルは音無でしたが、ファイナルでのパフォーマンスをもう一度見せて欲しい!)「ポップはそのあたりに関して、チームのプレイヤーがよい状態と気持ちが切れないよう十分ケアしてくれるから安心だよ」ポポヴィッチも最大の関心はプレイヤーが長い待ち時間の中でリズムを崩さないことと練習中にケガ人を出さないことと言う「練習しなければケガはないが、それでは逆効果になる」そこらはポップらコーチ陣の腕の見せ所だろう。とはいえ、この一週間を有り難がる人もいる。フィンリー「先週、練習中に背中を捻った。まだ少し痛むが大丈夫だ、この休みがヘルプしてくれる」初のリングに挑むフィンがベストの状態でコートに立つこと期待したい。
さて、キャヴスのスタッフ、コーチのM.ブラウンはポップの下でアシスタントを務めたし、GMのD.フェリーはスパーズで3年間プレーした人たちだ。バリー「キャヴスは、スパーズのカーボンコピーだぜ。いってみれば、イーストのスパーズさ。もし、キャヴスが相手なら、彼らはウチの手の内を知り尽くしてるよ」。ならばデトロイトは?J.ヴォーン「ピストンズはうちと同じヴェテランの百戦錬磨のタフネス揃い。でも、ポップはぼくらが何をすれば勝てるか的確な指示を与えてくれるだろう」なにやら相手は、CLEに傾きつつある、デトロイトに往時のしぶとさが少しだけなくなったような感じもするが...