水曜日, 12月 30, 2009

Manu, The Magician

4Q、マヌがあとリバウンド一つでトリプルダブルのところをベンチへ。このところプレーに切れが戻った感のマヌは終了間際のショットの成功から勢いついて攻守にシーズン最高或は生涯最上のプレーの一つを披露。これもビデオに収めたいところだが、それは仕方ない。
自分のスタッツなど二の次にベンチに下がるマヌも清々しい。
それ以上にスパーズのバックコートが快調そのもの。それに運動能力に富んだSFのRJがよく噛み合ってシーズン最高のプレーを披露した。やはり、今季の目指すところの、完成させるべきは、素早いトランジションからの変化に富んだオフェンスだろう。それにセカンドユニットでも遜色のない攻守。さらにボールをケアする必要もあるが、パーカー、ヒル、メイスン、マヌにRJのスピードとスコアリング能力はリーグ屈指だろう。インアウトの別なく得点することに安定感が出てくればチームのオフェンスの型もできようと言うもの。敗戦処理か勝ちゲームの埋め草的な存在(ゴメン)のヘイスリップもへアストンももっとプレータイムがあればと思わせるに十分だが、フィンリー、ボナーがサイドラインであってもこの状態だから、少しは同情もしたくなるし、なんとか戦力としてもっと長いプレータイムをシェアできないものか?
...これで時差からして、今年のゲームは終わり。元日早々にマイアミをホストして、中一日おいてワシントン、トロントへロード。その後、中旬にダラスとLALをホスト。この辺りが一里塚になりそうだ...

月曜日, 12月 28, 2009

Successful Road Trip


09年最後のロード。それも2連戦だったが連勝でサンアントニオへ戻れたことは良いことだ。これで、どうにか、アウェーは5−6に。
上位チームに勝てない、アウェーで勝てないのも事実だが、それでもジワリ、ジワリ...
...バックスはスパーズにとって、このところ、どうしたわけか鬼門。RJをスパーズに取られたとはいえ、スパーズキラーのオージーA.ボーガット、リーグで一番地味なピュアシューターM.レッドと今季新人王の呼び声高いB.ジェニングス。他にもH.ウォーラック、C.デフィーノら猛者も。
しかし、スパーズは前半からリード。それも20点近いリードも、4Qにはダンカンをプレーさせる。これはチームのスモールラインナップのプラクティスと見たがどうだろう?翌日にNYでゲームがあるから、ここはベンチでと思うのがダンカンをプレーさせたのだから...
そこで、NY戦だが、ここも前半はリズムを掴めず。それでも、NYにはアウトサイドシュートの正確性がないから、いくらインサイドでリーが暴れても、コワくはない。M.ダントー二が肝いりでイタリーから引き抜いたD.ガリナリはいい感じだが、線が細く、しぶとさもまだ不足するが将来性は豊かそうだ。そこに比べれば、同じラテンでも我らがマヌは抜け目なし。スコアが取れなくとも、デフェンスで危機突破すれば、久方ぶりにクラッチタイムでの強さを見せつければ、トニーが変幻自在な動きでこの夜はリーディングスコアラー。やれ、トニーの今季のプレーにはやる気が感じられないとの評価もあるが、どこからソンなことが出るのかトンと判らぬが、やはりトニーがスコアをリードしないとチームのリズムが出ないが、層の厚いベンチプレイヤーも安定したスコアであることが強み。
シーズンインから二ヶ月経過して、ブレアがヤレル。ファウルを犯すのもプレータイムが伸びれば解消するし、ダンカンがピタリとついてアドバイスしているからまだまだ伸びる。ヒルも持ち前のシュート力が開花しつつある。セカンドユニットでも得点が落ちるどこらか伸びる傾向は確実になってきた。オフェンス面からは、RJのシュート確率を高めることとボーガンスがワイドオープンでの確実性がポイントだろう。
スタートがややスローなトニーは、RJがラインナップしたから調子が合わないわけでもなかろうし、RJももうチームの戦術に慣れてなくては、言い訳が出来ない時期に来た。
ことしもあと二日で、ゲームは日本時間で明日のマイアミ戦のみ。あまり、スタンディングを気にしていなかったが、ここにきて上位に異変も起こりつつある。LALに勝ち続けて欲しいのはマスコミだろうが、そうはいかないし、DENももたつきだしたし、PHXも波が大きい...DALは堅調に位置を確保しているが、このチームは心配するには及ばない。今は、じっくりチームを作ることに専念した方がヨロシイ。

金曜日, 12月 25, 2009

Disappointed Loss

もっと時間があれば、スパーズが勝ったろう、とは仮定の話(事実はそう思うが、ベイレスのリバウンドを取っていれば...)。仮定の話をあてにしていけないことは、政治もバスケットも同じ。
確かに、(遅きに失したが)4Qはサージしたが、それでもこのQは25−23、僅かに2点のリードである、つまりゲームを通じて抑えられ続けたということ。
がっかりしたことは、相手はロイ、フェルナンデスとインサイドはプルジビラ、オーデンら主力がサイドラインであり、しかもホームゲームであること。チームは今季、勝率.500以上のチームとの戦績はなんと!0−5であるということ...
この夜のゲームも前半で中々リズムが掴めず、後半はというとかえって相手にリードを許す展開。このゲームも4Qは13点差を追う展開から始まる。インディアナとかLAC程度のチームが相手なら、あのような展開になるがPORのようなチームにはそうはいかない。ここが弱いのだ。
ダンカンは24点、11リバウンドとスタッツは見事だが、後半の得点中9点はFT。抑えられた感なきにしも非ず。
それにしても、オルドリッチ、ベイレスのショットの一つ二つを抑えていればと悔やまれる。あれだけ、ジャンパーが決まるのも彼らとしても、長いシーズン多くあることでもないだろうが、デフェンスはもっと密着しなければ...別の見方をすれば、相手のボール回しがよく、デフェンスが追いつかないということなのだ。
走り負けたわけでもない。ということは、これば今の実力なのか?相手がインサイド勝負を避けたのだから、こちらはゴシゴシとテオも動員して勝負するテもあったのでは?どのような気分でクリスマスイヴを迎えたのかと思い馳せれば、心痛むが、ここは心機一転、北国の冷気に触れるのも良い。それでも、良いニュースはある。R.メイスンが当たってきた。クリスマス男だから、これからだ!

火曜日, 12月 22, 2009

Theo shows the spirit!


T.ラトリフ36才。このところは13日のクリップス戦以来はじめてのプレーだったが、ブランクと年齢とを全く感じさせないプレーで応えた。17分プレーして10点、4リバウンドは見事。
実は大ベテランはベンチでじっくりとダンカンのプレーを見て、研究していたらしい。嗚呼、AIと呼ばれる野郎にこんな謙虚さがあれば...208センチということになっているが210センチはありそうだ。スピードもクイックネスも年齢を感じさせない。こういうプレイヤーが、しかも経験豊かなプレイヤーが控えていることは、実に頼みになるのだね。ボナーの欠場を補って余りある活躍で、クリップスを再度撃破した。
どことなく、かつてのスパーK.ウィリスを彷彿とさせる存在にも。そうなってくれればしめたものだが...
3Qに大差がついてクリップスも戦意喪失の感がありありだったが、繰り返しになるが、どうにもこのチームの戦術が見えてこない。見えなくとも一向にかまわないが、それでも、一応ケイマン、キャンビーの経験豊かなビックマンがいるのだが、それが活きない。ポストプレーにも秀でているのだが、二人ともパッサーでは、てんでないからインサイドに収縮しても、次のプレーに変化が出ないのだ。当たりだしたら止まらない口のデービス男爵も、前回同様なんだかやる気は、てんで見えない。
さて、スパーズのスタートCにはブレア。早々に2ファウルでベンチに下がったが、そこまでの動きは相手の動きを良く見たポジション取りの巧みさが見えたね。より狡猾なビックマン相手にどこまで対抗できるか、不安もあるが期待もできそうだ。チップインの巧さはどうだろう。
スターターではこのところボーガンスが良い。ワイドオープンからのアウトサイドシュートの確率が堅実になったて来た。デフェンスも強いから、勝負のかかった場面でのプレーも増えてきた。ボウエン並みのデフェンスは無理とすれば、得点はコンスタントに10点以上は欲しいところだ。それが出来つつある。懸案のTOも7個と締まったデフェンスヴなスパーズ本来のゲームデシタ。
とはいえ、次こそは、真打ち登場、ポートランド。このところローズガーデンでは煮え湯を飲まされ続けているので、ここはクリスマスイヴでもあるから、勝ちたいものだし、勝たねばならぬ!サァ、クリスマス料理を揃えてパソコンの前に集合だ!出て来い!オーデン、今度は体調万全でマッチアップしようぜ(多分、欠場だろうが)!

月曜日, 12月 21, 2009

Bonner broken his index finger


ボナーがペーサーズ戦1Qに右手人差し指を骨折!約一月間程度の欠場か?
1Qのプレーを細見したが、どこで負ったか不明だった。その後もベンチに居座ったところを見ると、当初本人もそれとは気づかなかったのか?3ポイントシューターとしては、チーム最高確率で、堅実にリバウンドを拾っていた今季のボナーだから、折角調子を上げつつあるチームに冷や水であることは確か。フィンリーの復帰も1月半ばまで無理だとするとローテーションが苦しい。
戦略的な変化はないだろうが、Cのポジションにはラトリフが入るだろう。ラトリフも短いプレータイムながら、ブロック力は健在。なにしろ正規のCで頼れるのは彼一人なので、災い転じて福となして欲しい。長いシーズンだから、こんなこともあろう。
オールスターのウエストF部門で異変。常連のダンカンが苦戦中。一次経過によれば、ウエストのF集計一位はカーメロ、二位ダーク、三位ガソルで四番目がダンカンとのこと。メロがレブロン、コービを抑えて得点部門トップであればファン選出は当然だろうし、ダークも遅れたきたガソルも名にし負う名手である。ダンカンが監督推薦で選出される道はあるのか?あまり面白くもないオールスターだから興味も引いてしまうが、それでもダンカンがいないオールスターは本当にオールスターなのか?

日曜日, 12月 20, 2009

Duncan helps Pop's 700th wins

今週の成績
ロード3戦を2−1。ホームで1勝で3−1。サンズ戦はなんとしても勝ちたいゲームだったが、点差以上の差のないゲームではあったのが救い。17点差を1点差まで詰めたが、そこで止まってしまった。相手に合わせたスモールラインナップだったが、スパーズのそれはラン&ガンのスタイルではない。フライとドラギッチが大当たりだったが、それよりもナッシュを抑える術がなかったことの方が問題。このような激しいゲームのあとは崩れるスパーズだったが、翌日のGS戦に勝利して、走り負けないところを見せつけた。
ダイスは自ら言うようにスロースターターのようだが、得点が落ちてきたのが気になるが、デフェンスはシッカリしているので心配はないだろう。RJはFTの確率を上げることも必要だが、どんどんインサイドへドライブしてリムを狙うべきだろう。オフェンスに変化が出てることで相手のデフェンスを攪乱する効果もある。そこからリズムを掴めるはず。競ったゲームでの彼の力強いダンクの効果は2点以上の価値がある!昨シーズンまでスパーズにはなかったプレー。ふたりがチームにより馴染み、良き化学変化を、起こすには間違いない(といいながら、2ヶ月になろうとする...)。
パーカーは例年になくスローなスタート。昨季も開幕早々にケガを負ったが、今季も。動きにキレはあるが、FGの成功率が低いのが気掛かり。オフェンス力は確実に向上したが、ダンカン頼みの状態が長く続たり、ファウルトラブルや相手に抑えられたときのオフェンスを考えるとインサイドでのポストプレーの選択は消滅することに....
ベンチは元気。得点、リバウンド、アシストの三部門でリーグトップ。マヌ、メイスン、ヒルと走れてアウトサイドシュートも打てるプレイヤーがいるのも強み。ダンカン、パーカー、マヌが揃ってプレーする時間が少ない、との批判もあるようだが、遜色のないプレイヤーがいるからそれほど拘るまでもないだろう。むしろプレータイムの配分の方が難しそうだ。
...今週は、敗れたサンズ戦も含めプレーに粘りが出てきたことを評価したい。今日のゲームも13点差をつけられながらも勝利。ダンカンのポスト下での奮闘には、感動したネ。

月曜日, 12月 14, 2009

Spurs start win on the road-trip


キャンビー、B.デービス、R."オレ様"デービス...いささか懐かしさを覚えるプレイヤーがここに居ましたネ。お目当ての一人は、今季随一のルーキーと謳われるB.グリフィンだったが、この日はサイドライン。デービス男爵もオレ様リッキーも当たりだすと手が付けられない代わりに、時折、勝負への淡白さもある方々。二人ともベンチスタートだったが、バロンはともかく、リッキーには全く生彩なし。それでかは知らないが、どうもこの夜のクリップスにはゲームプランというものが最後までわからなかった。コーチは、名匠のひとりであろうM.ダンリービーだからなおさら?マークが付いてしまう。スパーズの破壊力のあるオフェンスによってゲームプランのなにも吹き飛んだのだろうか、それほどまでにスパーズのオフェンスは好調でFG%は57!それでも2Q後半から3Q前半にかけてサージしたが、デフェンスが甘いのでスパーズに簡単に離されてしまう。ダンカンは3Q迄に21点であとはお休み。ベンチで珍しくガムを噛んでバブルを作る余裕もあったが、ブレアに細かいアドヴァイスするあたりはサスガ。ダンカン「ブレアはゲーム毎に進歩している。なにも変わったことをするでなしに、チームの重要なパートを担っている」。サイズは並んでもRJと変わらないが、リバウンドに対する独特の嗅覚があるようだ。リバウンド力はサイズとは関係なしといわれるが、あのロドマンは、相手がシュートを放った時から、そのボールがどこに落ちて来るか判ったという。オフェンスリバウンドに絡むところも良い。チームとすれば、このところダンカンのプレータイムが気にかかるところだが、この夜は26分だった。これまたヨロシイ。それには、やはりベンチメンバー奮起如何なのである。ベンチスコアは57−32で圧倒して、懸案のTOも14。クリップス程度のスモールボールには、スパーズの相手ではないようだと思いたい。インサイドへのドライブが効果的であれば、アウトサイドシュートが活きるという見本のようなゲームだった。
次のPHX戦はどうしても勝たなくてはならないゲーム。今季、意想外?の快進撃を続けるサンズ戦。

土曜日, 12月 12, 2009

Spurs still solid at the home

28−20!1Qの得点差ではない。TO。もちろん、スパーズが28個のTOを犯した。またしても。
ゲームのヤマは3Q。17点差で迎えた後半は、パスミスなどなどから自滅的。7個のTOで12点を取られ、このQは72−71!相手が シャーロットだから良かったものの、シブトイ上位チームであれば、とんだ赤恥ものだった。
早々、チャンドラーがファウルトラブルでTDがインサイドでスイスイ。現在、リーグのリバウンドリーダーG.ウォレスもこの夜は生彩なし。反対に久しぶりにテオが長くプレー。ポスト下でのシャープさは健在。勢い余ってフレグラントスレスレのプレーも。でも、これだけプレーしてくれれば、懸案のペイント内も少しは安心。トニー、ヒルのダブルPGにマヌ、RJを並べたスモールボールも次第に出来上がりつつある。それにメイスンを加えれば、アウトとインで変化のあるオフェンスができる。3ポイントシュートは、今やどのチームでも大きなウエポンだが、確率からすれば、ペイント内の得点も確実に取らなくてはならない。TDがコートにいる時とそうでない時のオフェンスにメリハリとヴァリエーションがつけば、なおヨロシイのだが。3QでTOを連発したダイスは4Qでは切れのあるポスト下の動きでリバウンドを連取して、汚名をそそいだ。次の3連戦こそがウエストコーストのオフェンシヴなチームを相手に、スパーズのスモールボールがどんなプレーを披露するのか。マヌとRJに生彩ある今のスパーズは、ボストン、デンヴァー、ユタと連敗した汚名をそそぐチャンス到来!
プレイヤーオブザマッチ T.ダンカン。
余談デス。またしても、リーグパスが繋がらない。で、しょうがなくヒューストンとAIの復帰したゲームでも見ながらと思ったが、これもダメ。ダラスもダメ。LALとユタもダメ...折角、いそいそと帰宅し、酒の準備をしたのだが。それでも、3時間後に繋がり、今見終えたばかり。多分、回線の関係でああなるんだろう。が、こんなに長く待つ身もつらいものデス。oyasimi...

木曜日, 12月 10, 2009

RJ、Manu Spark past Kings!

妙な言い方だが、3連敗は決して悪い感じではなかった。それを払拭するには絶好の機会。SACはエースK.マーティンとF.ガルシアという主力二人がサイドライン。とはいえ、侮れないのはいつもの通り。
キングスは若さで走りまくり、FGもよく決まり最後までチャンスはあった。が、この夜はスパーズもハーフコートオフェンスをかなぐり捨ててスピーディに対応。ゲームは面白かった。こういうスタイルもスパーズとしては良いかもしれない。
ヒーローはRJとマヌ。RJはいったいどこがフィットしないのか分かりにくいが、強いていえば、FGの確率だろう。持ち味は運動能力を基にしたインサイドへのドライヴとアウトサイドからのシュートだが、この夜は伸び伸び。走力を生かしてコーストツーコーストからフィニッシュするのもRJの魅力。過分にパスアウトに拘らず、果敢にリムに向った方が彼自身にもチームにも良い結果をもたらすにに違いない。
マヌもケガからの復帰後最高のプレーで応えた。ボールのないところでの狡猾きわまりない動きも健在だし、彼もレンジの広いプレイヤーだからどこからも得点できる力を見せつけた。ベンチプレイヤーがムラなく得点がすれば、TDやトニーへの依存なくてもゲーム展開は楽になる。しばらく音無のダイスも、ミドルレンジのショットが冴え、9本のリバウンドで奮闘も喜ばしい。
ボナーは引き続きロングレンジのショットが好調だし、メイスンJrもタッチが良かった。何より、ヒルがバックアップPGとしての安定感を増してきたのも嬉しい。
次の3連戦はウエストコーストのランアンドガンの3チームとのロード。ハーフコートオフェンスとスモールラインナップのスタイルを織り交ぜてゲームを組み立てられるか?

水曜日, 12月 09, 2009

Diagnosis to Spurs


BOS、DEN、UTAHとの三連戦はチームにとって試金石のゲームだった。5連勝で迎えたことは尚更、スパーズのチーム力をうかがう機会であった。結果は3連敗。内容は点差以上のスリリングなゲームだったが、負けは負けなのだ。今の力は、リーグではちょうど15位くらいだろう。
○Offensive Diagnosis
3ポイントシューターを並べてインからアウトにボールを回して得点すること。これがオフェンスのファーストオプションではないにしろ、パーカー、ダンカンというチームのトップスコアラーにつぐオプションだろうか。3ポイントシューターもボナー以下揃っている、リーグ有数と誇っても良い。インサイドで相手のデフェンスを収縮させてからボールを拡散して得点というパターンは、今季にはじまったことではない。ダンカンの存在とともに構築されたゲームメイクの典型の得点ユニットの典型である。ビッグマンのプレーするチームは大なり小なりこのプレーをするのだが、ダンカンがプレーするとリーグ最高のオフェンスの一つになる。当然、ダンカンに多くを負うことになる。過去4回に優勝時のインサイドプレイヤーは、提督ロビンスン、K.ウィリス、N.モハメド、ネステロビッチ、オベルトがTDと共にペイント内で奮闘。そのオベルトでもトーマスもチームを去り、マクダイスとラトリフを補充。年齢が高いことはあるが、昨シーズンよりもインサイドは強化され、ルーキーのブレアにNBAルールに対する戸惑いがあるとしても、見込みがついたのも大きい。悪かろうはずがないのだが。
ラトリフはともかくとして、ダイスはポストプレーヤーとしてよりも、よりアクティヴな動きでプレーする方が力を発揮するタイプであるし、サイズのあるプレイヤーとのマッチアップにはやや不利だろうが、もっとインサイドでボールをキープすべきだろう。ボナーにしてもデフェンスに難があることは今季も同じ。それでアウトサイドからのプレーに活路を見いだし、加えてリバウンドに進歩が見られ成功しかけている。そうであっても、インサイドでパワープレーをしなければならない。そうでないと、チーム構想であるティムのプレータイムを短くし、プレーオフに照準を合わせることなんぞ机上の空論になる。期待が持てるのはブレア。さらにNBAに馴染み、ケガもなければ、中心プレイヤーになる素質十分。走れるし、リバウンド力は確か。とにかく、こぼれたボールに絡むとことで相手のファストブレイクを止めるあたりも良い。が、サイズの関係でポストプレーは無理かもしれない。ダンカンが一人でインサイドで奮闘しても限界はあるから、もうひとり15分程度踏ん張る必要がある。このあたりが、苦戦の原因だろうか。ならば、ダンカンがベンチの時は、思いきってブレアをセンターにして、パーカー、ヒル、マヌ、メイスン、RJあたりを並べてスモールラインナップでオフェンススタイルを替えるのもどうだろう。
...スパーズのベンチメンバーの優秀さはリーグ有数のレベルというか最高クラスであるが。そうなれば、プレータイムの配分が難しい。S.カーやR.オーリーのようなクラッチタイムで得点できるプレイヤーが...フィンリー(2〜4週間はプレー不能)にそれを託するのだが...だが、若いプレイヤーにはコンスタントなプレータイムがないとリズムが出ないというのもだ。今季のメイスンがその好例。マヌはケガの後遺症が払拭できたのか不明だが、復帰後は生彩を欠いている、とてもとても心配デス。ワイドオープンで得点できないシーンも多いです。とりわけボーガンス。ボウエンはFT、ミドルレンジ、レイアップは不得手でしたが、スィートスポットのベースライン際からの3sには決定力があった。3ポイントシュートの威力は大ききからどのチームも強化しているが、インアウトのパスアウトでけではなく、ドライヴして収縮、拡散というヴァリエーションも必要ではないか。ペイント内でティミー一人頼みのオフェンスは危険デス。いずれにしても、メイスン、マヌにもっとプレータイムを与えないとリズムが出てこない。RJもこのところ、得点力が落ちてきた。本来ならば、伸びてくる時期であるが、どうもイケナイというほどでもない。思いきったドライブからのダンク、アウトサイドシュートも悪くないが、どこが悪いというとFTを除きないのだが、どうして、もっと得点が伸びないのか?彼自身が錆び付いているわけでは、決してないのだ
が。わからないから、チームケミストリが悪い、といって逃げてしまおう、ここは。
○Defensive Diagnosis
デフェンスは良くない。とはいえ、幾分上向きであるのも事実だが。TOの多さはどうだろう!と思ってチームスタッツを見て二度ビックリ。TO14.16はリーグ7位で、あのLALより少ないのだ!それが、目立つのはTOからの自滅点の多さと、決定的場面でのTOの多さからくるものなのだ。相手に許した平均得点97.5は10位だが、許したFG成功率42.7で13位と順が下がる。このあたりが問題なのだろう。デフェンスの強化なくして勝ち上がることは無理な話。ボウエンのように一人でシャットアウトする部分はなくなったが、ダンカンのブロックが最終デフェンスとして機能しているから、問題はヘルプディフェンスだろう。デフェンスはなによりチームで作るものだから。
...スパーズの意外なスタートに憤慨したファンには、早くもトレードの声が喧しい。曰く、スコアラーを探しているシカゴとマヌ、ボナーをJ.サーモンズとT.トーマスを云々...マヌを欲しがるチームはワンサかだろうが、マヌを手放すなどとは考えれない。そういう意味では、私は保守主義者である。まだこれからのシーズン。これがPO直前であれば、面白くないが。こうして勝ち上がってきたのもスパーズであったことを私たちは忘れてはいない。

金曜日, 12月 04, 2009

Snap winning streak at home

現在のチーム力を試される三連戦の初戦は、イーストの雄BOS.一度もリードできず、ホームで敗北だが、最後はスリラーナイト。
両チーム共に固いデフェンスで対抗したが、TOの差が最後で勝敗を分けた感じ。
スパーズは19、セルティックス12。そのうちスパーズは19点を失い、相手は8点を失ったことからも明白。デフェンシヴなゲームをしながらTOを繰り返しては、デフェンスの意味はない。それでも、後半はダンカンの連続得点とブレアが大暴れ(前半も勢い余って相手ゴールにテップインはご愛嬌)。4Qの最後でポスト下でマヌから鋭いパスを受けたフィンリーの3sは決まったが、右足がサイドラインを踏んで無効。これが決まっていれば、別の夜を迎えたかもしれぬが...
ピアースが不調であってもアレンとガーネットがいるこのチームは確かに侮れない。ロンドもこの夜は、パーカーを凌いだ。
それにしても、最後の勝負時にはマヌにプレータイムを与えるべきではなかったか。このゲームでは唯一の3sを決めていたから、メイスンよりも期待度があったとは思うが...
それにしても、相手が32のところを55リバウンド(オフェンスは20−2!)を奪い、固いデフェンスを破りペイント内得点も圧倒しながらの負けは全くもって不可解。
まだまだということか。アウトサイドシュートもインフルエンザのように伝染して沈黙するのも、今季の悪い癖。それででも、ブレア、ヒルが逞しさを増してきたことは朗報ではあるが、次のデンヴァー戦もこうだと困るデス。
プレイヤーオブザマッチ KG 敢闘賞 D.ブレア

火曜日, 12月 01, 2009

Duncan Named Player Of The Week

ダンカンがウエストのプレイヤーオブザウィークに選出された。
5連勝中の4ゲームで最後のシクサーズ戦のリバウンドが6個であった他はすべて20点、10リバウンドを残した。15ゲーム中2ゲームは欠場したが、年齢的な衰えは感じる方はおられるか?ピック&ロールやボックアウトなどスタッツには表れないところで、キッチリと仕事をしているあたりはビックファンダメンタルの名に恥じない。抜かれても最後はブロックで防ぐ....相手には、厄介だろう。A+
パーカー:ケガで思うような動きができなかったようだが、ここに来てドライヴに切れが戻った。アシストと3ポイントシュートが伸びないが、アシストはこれからだろう。ヒル、マヌまたはメイスン、RJをラインナップしたスモールボールは、スパーズの新たなウエポンになる可能性がある。B+
ヒル:もともとSGだけあり得点力がある。パッサーとしてはまだまだだろうが、思い切りの良いシュートが身上。手癖もチーム一悪い。POのような場面で、TOを減らせるか... B
メイスン:スターターからベンチスタートへ。前半はシュートタッチが狂っていたが、終盤にはすっかりタッチが戻った。PGも可能な使い勝手の良いプレイヤーだから、ヒルがダメな時は代役も。魅力はクラッチ性の高い3ポイントシュート。だが、マヌの復帰と変わるようにケガでサイドラインへ。ケガの詳報はないが、多分シリアスじゃないはず。B
マヌ:ケガからは完全に解放と思わせるシャープなプレーを見せてくれたが、終盤にまたしてもケガ。幸いにも1週間で復帰した。ケガさえなければ、いまだにプレミアタイムである。マヌなくしてリングなし。B+
ボーガンス:スターターに定着しかけた。ボウエンの役割を演じている。相手のスコアラーを執拗に追い回す動きはボウエンを彷彿とさせるが、3ポイントシュートの正確性もデフェンスもボウエンに及ばない。ワイドオープンでのショットの成功率を上げなくてはならない。ダンカンがいる限り、ワイドオープン荷なる可能性が高いからだ。しかし、運動力があり、ミドルレンジのショットはボウエンにないから、これから一皮むけるか。注目の人。B+
RJ:ネッツやバックスほどシュート数が多くはならないだろうが、運動能力とアウトサイドシュート力は期待通り。コートを駆け抜けダンクでフィニッシュするアスリートでもあるし、一人で局面打開する得点力を持ち合わせる。デフェンスも及第点だが、まだ不完全燃焼だろうネ、本人は。FTが良くないのは?だがどうして。B+
フィンリー:スターターを譲ったが、随所で精度の高い3ポイントシュート力は健在というよりますます磨きが。AIのように、グズグズ言わないのも良い。リーダーシップも評価したい。B
ダイス:ダンカンとペイント内の番人。年齢を感じさせない動きも良いし、デフェンスオンリーではなくて、ミドルレンジでの正確なショットが確実なところが魅力。B+
ラトリフ:ほとんどプレータイムがないが、一時はスターターも。ワンポイントでのデフェンス要員だろうが、評価はこれから。C
ボナー:スターターで相手の第1ユニットのビックマンと対峙するよりも、ベンチスタートでよりマイルドなビックマン相手で、アウトサイドシュートで流れを変える方はチームには合うようだ。とはいえ、このところリバウンドも安定してきたのも良いデス。B+
ブレア:期待のルーキーは期待以上のプレーで答えた。シクサーズ戦は最高のプレーだったろう。ダンカンもビッククリ!201センチのサイズであるが、パワフルでオフェンスリバウンドに絡む。脚力を生かして、常に追走してフォローする。ダンカン、ブレア、RJ、マヌ、パーカーのスモールラインナップは面白そうだ。もっとプレータイムが増えれば、スタッツも伸びるだろう。心配されたケガの再発はないようだ。頼もしいルーキー!面構えも良い。B+