
尻を痛めていたナッシュは3日間の休養がふたたびエネルギーをもたらしたようだ。開始早々、すばやいドリブルでマークを振り切り、あるいはスパーズのビックマンの間を抜いて、それもいとも容易く。そうなるとサンズのペース。Jリッチも好調過ぎたのも誤算と云えば誤算だが、アマレも終わってみれば23点、13リバウンド。スパーズはオフェンスのすべてのスタッツとリバウンドでサンズを凌ぐことができなかったが、それでもアシスト、スティール、ブロックで健闘した。G.ヒルはナッシュのスピードに翻弄されファウルを連発して自滅。後半は正PGのトニーと入れ替わり。そこからスパーズが攻守に輝きが戻り一時はリードも。なんとなく勝てそうな雰囲気が漂うが、畳み掛けるという点ではマヴスと似ているが、デフェンスに難がある点は違うところだが...サンズは正センターのロペスがシリーズ絶望ということでやはりスタンフォード出のこれまた双生児のJ.コリンズが先発。インサイドはスパーズに分があると思われたが、終わってみればペイント内の得点はサンズ。
メイスンJrがシーズン後半からプレータイムも少ないせいか、シュートタッチが悪すぎる。スパーズのお家芸の3ポイントシュートもマヌ頼みとなると苦しい。ボナーとヒルはシリーズで良いプレーをしているが、こと3ポイントシュートになると波が大きいデス。
それでも二桁得点差を逆転したスパーズに希望はたくさんある。明日の2戦のPGはトニーが復帰しそうだ。だいぶ調子を上げてきたから、ナッシュもこのゲーム程自在にプレーすることはできないだろう。素晴らしいプレーヤーであるが、神様ではありません。しかし、ベンチプレーヤーの得点のサポートが重要。トニーに変わりヒルとボナーが奮起しなければならない。フェニックスで育ち、アリゾナ大出のRJもなんとかしてもらいたい。第二戦をモノにできればサンズのアダバンテージは消滅する。ここで連敗すれば、風はサンズへ大きく吹く。ダンカンもホーム以外で一番スキなコートはアメリカンエアウエイズアリーナというから、ここでのショットの感覚は良いのだろう。なんだか、いつでもこんな調子になってしまう。曰く、誰それが良くて、誰それは奮起せよ...それが出来ればどのチームも勝てるだろうし、それができないから難しいのだろう。複雑な戦術は、私には分からない。いつだったかポップが話してたっけ、「バスケットボールはシンプルなゲームだ。ボールを回してリングにボールを放り込むゲーム」だって...当たり前といえばそうなのだが、含蓄があることばではないか。
最後は、トリビアものだが、ポップとサンズのA.ジェントリーは20年来の友人だそうで、シリーズ前にワイン通のポップがジェントリーにワイン1ケースプレゼントしたそうだ。そのお返しに勝利というワケでもなかろうが...

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