
既報の通り今年のスパーズは、ドラフト一巡目の29番でガードのC.ジョセフ(テキサス大出)を獲得。さらにペーサーズが一巡目15位で指名したサンディエゴ大のフォワードK.レナード。スパーズの代償は、なんとG.ヒルだったとはね。
スパーズのトレードの切り札はトニーかもしれない、と思っていたが、インディ・ジョージとは。ヒルはスカウトが巧みなスパーズが見いだした逸材であることは衆目の一致するところだろう。先のPOではよりフィジカルで老練なT.アレンらを抑えきれない若さを露呈はしたがD.ブレアと共にこれからのチームの中心プレーヤーに順調に伸びてきた。オフェンスも長短織り交ぜてよし、ガードのディフェンダーとしてもポップの評価も高かった。本人もインディアナへ戻るよりもSAを離れることが辛い、とコメント。R.C.ビュフォードも極めて辛い決定だったと...私も寂しいよ。
そもそも?スパーズの構想には持ち手では最高のカードであるトニーを切って、バックアップのヒルをスターターに据えて、得点力のあるガードを獲得する法も選択肢のひとつではあったろう。しかし、ここはギャンブルを止めたのだろうか。ヒルのトレードでTPの残留は確実だろう。そういえば、昨年の今頃は、FAになるトニーを巡ってNYとかの名が取り沙汰された。二年続きのゴタゴタは、トニーには願い下げだろう。
プレーオフでの屈辱は何もインサイドでの敗北だけではない。ペリメーター付近でのディフェンスの弱さも大いに影響した(ディフェンスのスパーズは最後まで戻らなかったのだ)ことは諸賢の思いと一致するだろう。TPがフランスでプレーオフ後に、確かレキップ紙だったと思うが、もはやスパーズはタイトルへの挑戦者たるチームではない、とコメント。ティミーもマヌも年を取ったとコメントした。トニーはその後撤回したが...だが、トニーよ、ティムの衰えを織り込んだとしても、来季はスプリッターに期待が出来るよ。むしろ、様子見なのはブレア。ジャンクフードの摂り過ぎでウエイトオーバーが克服されないようでは、トレードはおろか選手生命を断つこともなりかねまい。そんなデワンは見たくない。マヌに期待は託せそうだし、2年目のG.ニールがどこまで伸びるかとい期待もある。このあたりが健康であれば、チャンスはあるとは、これまたファンの譫言ではないよ。
3ポイントシューター(S.ノヴァクは残留させよう)を並べるよりも、ディフェンシヴにゲームを構成する、スパーズの本来のスタイルに戻りつつあるような感じが、ドラフトの選考を見れば解る気も。レナードは今回のドラフト候補のフォワードでは最上のディフェンダーとの評価のプレーヤーらしい。リバウンドの強いので、ロドマンとの比較をされるる通り彼と同じ201センチのサイズがある。C.ジョセフもディフェンシヴなPGらしい。もちろん、ルーキーに過大な期待は出来ない。もう一人欲しいのは確実なペリメーターのシューターだろう。RJも事によるとトレードの俎上に乗る可能性はなくもない。ネックは高い年棒だろうがRJ自身の相場も下がり気味だから買手のことよりも自身の奮起に3度目を賭ける以外に方法がない。3年目の来季はスコアリングを安定させて15点以上は残さないと。
・・・労使交渉も瀬戸際だが、委員長のD.フィッシャーは妥協はなし、との姿勢を崩していないからロックアウトの可能性がある。言い分もあるだろうが、観衆あってのビジネスでもあるから、そこらへんはヨロシクお願いしたいものだ。

